
この記事では、猫を初めて飼った私が実際に行った準備についてご紹介します。
猫を迎えると決まったものの、当時の私は猫について何も知りませんでした。何を用意すれば良いのか、部屋はそのままで大丈夫なのか、不安だらけです。
本やインターネットで調べ、ペットショップの方のアドバイスを聞いて、最低限必要だと思ったものを準備しました。
完璧な準備ではなかったかもしれません。動物との距離感がわからなかった私が、初めて猫と暮らした体験談です。だからこそ、お伝えできることもあるのではないかと思っています。これから猫を迎える方の参考になれば嬉しいです。
ーこの記事の内容ー
- ケージを用意する
- 最低限の備品を用意する
- 部屋を片付ける
ケージを用意する


迎え入れる猫の年齢にもよりますが、私が迎えたのは生後2か月の子猫でした。
想像以上に小さかったです。手のひらにすっぽりおさまるくらい。思わず「取り扱い注意」と叫びたくなるほど、繊細に感じました。
そんな小さな命を迎えるにあたり、最初はケージに入れたほうが良いとアドバイスをいただき、用意することに。正直、部屋に置いてみると思ったより場所を取ります。少し邪魔だな、と感じたことも。それでも初めての飼育でしたし、子猫が安心して過ごせる場所を作るという意味では、用意して良かったと思っています。
我が家の場合、数か月ほど使用したあと、猫の成長に合わせて撤去しました。今となっては、あの小さな子猫がケージに収まっていた日々が、なんだか懐かしいです。
使用していたのは2段タイプのケージ。ケージはさまざまなサイズや形状のものが販売されていますので、設置場所や部屋の広さに合わせて選ぶと良いと思います。
最低限の備品を用意する

何もかもが初めてで、何が必要なのか、何をどれくらい用意すれば良いのかもわかりません。そこで、ペットショップの店員さんにアドバイスをいただきながら、インターネットでも調べ、少しずつ必要なものをそろえていきました。
我が家が最初に用意した主なものはこちらです。
- キャットフード・ミルク(子猫用)
- 猫用の浄水器
- 猫用食器・給水ボウル
- トイレセット(トイレ本体・猫砂・ペットシート)
- おしり拭き
- うんち処理用の袋
- クッション
- 爪とぎ
- 爪切り
- ブラシ
- おもちゃ
キャットフード・ミルク(子猫用)
我が家にやって来た猫は、生後2か月の子猫。最初は子猫用のキャットフードとミルクを用意しました。
ミルクは数週間ほど与えていたと思いますが、正確な期間は覚えていません。
フードはカリカリタイプを選び、最初のうちはお湯でふやかして柔らかくしていました。
子猫でも食べやすいようにしながら、少しずつお湯の量を減らし、徐々にカリカリの状態へ近づけていきます。どれくらいの期間で完全なカリカリになったのかは定かではありませんが、思っていたほど長くはかからなかった記憶があります。

初めて猫を飼う私にとって、食事は特に気を使うことの一つ。ちゃんと食べているか、量は足りているのか、その都度気になって確認していたものです。
しかし、一緒に暮らす時間が増えるにつれて、少しずつ猫のペースもわかるようになりました。
今では「あの頃はずいぶん心配していたな」😽と懐かしく思います。
猫用の浄水器
猫の飲み水は水道水でも問題ないと聞いていました。しかし、せっかく迎えるのだから少しでも良い環境を整えたいと思い、浄水できるものを用意しました。
最初に使用していたのは、ケージに取り付けるタイプの給水器です。子猫のころはケージで過ごす時間が長かったため、いつでも水が飲めるようにしていました。
現在は、浄水カートリッジを入れたポット型の容器を使用しています。麦茶を作るときに使うような容器に水道水を入れ、カートリッジで浄水した水を猫の飲み水として使っています。
猫が浄水された水を好んでいるのかは正直わかりません。しかし「少しでも良い水を飲んでほしい」という私たち家族の気持ちから、今もこの方法を続けています。
猫用食器・給水ボウル
子猫のころに使用していた食器は、シルバーの平たいタイプのものでした。当時は猫用品について何も知識がなく、どの食器を選べば良いのかもわからず。まずはシンプルなものを購入しました。
子猫だったこともあり、高さのない食器でも特に問題なく使えていました。その後、成長に合わせて高さのある食器へ変更。
初めて猫を迎えるときは、どの用品を選べば良いか迷うことも多いと思います。しかし、最初から完璧を目指さなくても大丈夫です。

我が家のように、まずはシンプルなものから始めて、成長や様子を見ながら少しずつ環境を整えていく方法でも十分だと思います!
トイレセット(トイレ本体・猫砂・ペットシート)
子猫のころはケージの中で過ごす時間が長かったため、トイレもケージ内に置けるコンパクトなタイプを使用していました。トイレ本体に猫砂とペットシートをセットした、ごくシンプルな環境です。
我が家に迎えたときには、すでにトイレで用を足せるようになっていたため、特別なしつけはしていません。ただ一つ工夫したのは、猫砂をすべて新しいものにしなかったことです。ペットショップで使用していた砂を少し分けていただき、新しい砂に混ぜました。

自分の匂いが残っているほうが安心できると教えていただいたからです。
そのおかげかどうかはわかりませんが、我が家に来てからこの記事を執筆している現在まで、トイレを失敗したことはありません。初めて猫を飼う私にとっては、とてもありがたいことでした。
その後、ケージを撤去し、体が大きくなったタイミングでトイレも少し大きなサイズに買い替えています😺
おしり拭き
おしりふきは、長毛種の猫を飼うなら用意しておくと安心なアイテムです。
我が家の猫は、トイレでおしっこもうんちもきちんとできます。しかし、ときどきうんちがしっぽやお尻まわりの毛についてしまうことがあります。

これは長毛種ならではの悩みの一つかもしれません。特にやわらかいうんちが毛についてしまったときは大変です。きれいに拭き取ろうとしても毛に絡んでしまい、簡単には取れません。
猫は当然ながら嫌がります。でも、そのままにしておくと床や家具に汚れが付いてしまう。そのため、家族総出で「お尻きれいにしよう作戦」が始まります。
猫にとっては迷惑だったかもしれませんが、衛生面を考えると避けては通れません。
うんち処理用の袋

猫と暮らし始めて、私が本気で感動した商品の一つがあります。それが「うんちが臭わない袋」です!
最初は「本当にそんなに違うの?」と思っていました。見た目は普通のビニール袋です。しかし、実際に使ってみるとすごさを実感!袋をしっかり結ぶと臭いがほとんど気になりません。
猫と暮らしていると、どうしても避けられないのがトイレの臭いです。我が家の猫は1日に1〜2回ほど排便をしますが、うんちの処理と臭い対策は重要です。そんな悩みを一気に解決してくれたのが、この袋でした。
実は一度だけ、うっかりストックを切らしてしまったことがあります。その日は一般的なビニール袋で代用しました。すると、違いは歴然!

こんなに臭うの?と、本気で驚きました。
普段どれだけこの袋に助けられていたのかを実感した瞬間です。
それ以来、我が家では必ず未開封の箱を1つストックしています。猫との暮らしでは、飼い主のストレスを減らしてくれるアイテムも大切です。この袋は、我が家の必需品の一つになっています。
クッション(寝る場所)

子猫のころはケージの中で過ごしていたため、寝床としてクッションを用意していました購入時にセットになっていた猫用クッションです。
「きっとここで気持ちよさそうに寝るのだろう」と思っていたのですが、実際はそうでもありませんでした。なぜかクッションよりもタオルがお気に入り。気が付くと、タオルの上でよく眠っていました。
その後、成長してケージを使わなくなってからは、寝る場所がさらに自由になりました!猫専用のベッド(クッション)を購入しても、そこでは眠らず。ソファの上、私たちのベッドの上、玄関、床の上。
その日の気分によって、さまざまな場所を選んでいます。飼い始めたころは、「猫には決まった寝床が必要なのでは?」と思っていました。
しかし、一緒に暮らしてみると、我が家の猫にとっては「今日はどこで寝ようかな」と選ぶことも楽しみの一つなのかもしれません。気持ちよさそうに眠っている姿を見ると、場所は本人に任せるのが一番だと感じています。
爪とぎ

爪とぎも猫によって好みがあるようです。最初は何か一つ用意し、成長や様子を見ながら猫に合わせたものを探していくと良いと思います。
我が家では、最初はケージへ設置できる筒型の爪とぎを用意しました。麻素材だったと思います。しかし、あまり興味を示さず、思っていたほど使ってくれませんでした。
現在使用しているのは、箱型の段ボール製爪とぎです。箱の表面が爪とぎになっており、猫が中に入ってくつろぐこともできます。箱の中で丸くなって寝ている日もあれば、箱の上に乗って気持ちよさそうに昼寝をしている日もあります。
爪とぎをするときは、段ボールの上に乗ってバリバリと爪を研いでいます。これはとてもお気に入りのようです。
我が家の猫は私たちが使っている椅子でも爪とぎをします。椅子に手を引っかけてカリカリ。猫を飼う前は知りませんでしたが、爪とぎを用意したからといって、必ずそこで爪を研いでくれるわけではないようです。
これも猫との暮らしならではの一面だと感じています。
爪切り
爪切りは、猫を飼う上で欠かせないお世話の一つです。もちろん猫はあまり喜びません。我が家の猫も爪切りは苦手です。
動物病院やペットショップで爪切りをしてくれるサービスもありますが、そのたびに連れて行くのは大変。我が家では、最初の頃はペットショップでも爪を切っていました。しかし、現在は自宅で爪を切っています。
自宅で爪を切ることはとても緊張しました。爪には神経や血管が通っている部分があるため、深く切りすぎないよう慎重に行わなければなりません。

大丈夫かな、痛くないかな、と不安になりながら、二人がかりで挑戦!
慣れないうちは猫も嫌がりますし、こちらも手際が良くありません。一度に全ての爪を切ることは難しく、数本切ったら終了という日もありました。それでも少しずつ慣れていきます。
猫も私たちも経験を重ねるうちに、爪切りの時間を上手に過ごせるようになりました。
現在は主人が猫を抱えて、一人で切っています。初めて爪切りをした頃を思い返すと、大きな成長です。

猫のお世話は最初から完璧にできるものではありません。少しずつ慣れていけば大丈夫なのだと、爪切りを通して実感しています。
ブラシ

長毛種の猫を飼うなら、ブラシは必需品です。毛が長いため、こまめにブラッシングをしないと毛が絡まったり毛玉ができたりしてしまいます。我が家でも定期的にブラッシングをしています。
最初は一般的なペット用ブラシを使っていました。しかし、長毛種は想像以上に抜け毛が多く、ブラッシングをしてもなかなか追いつきません。
そんなときに見つけたのが「ファーミネーター」というブラシです。

ファーミネーターは、毛の内側にある不要な抜け毛を効率よく取り除いてくれるブラシです。初めて使ったときは、本当に驚きました。

こんなに抜けるの?と思うほど大量の毛が取れたのです!
最初は取りすぎではないかと心配になりましたが、調べてみると抜ける準備ができていた毛が取れているようでした。強く引っ張るわけではないので、健康な毛まで抜けてしまうわけではないようです。
特に換毛期には抜け毛が増えるため、ブラッシングの大切さを実感します。ブラッシングをすることで毛玉予防になるだけでなく、部屋に舞う毛も減るため、私たちにとっても助かっています。
とはいえ💦掃除をした瞬間に再び毛が舞っていることは日常茶飯事💦
長毛種と暮らすなら、このあたりは受け入れるしかありませんね。
そして、ブラシ選びは意外と重要だと感じました。
おもちゃ
おもちゃも猫を迎える前に用意しました。しかし、初めて猫を飼う私たちは何を選べば良いのかわかりません。そこで、とりあえず一つだけ購入したのが、自然素材でできた鈴入りのボールでした。転がすとコロコロと音が鳴るシンプルなおもちゃです。
「遊んでくれるかな」と思いながら用意しましたが、子猫のころは興味津々で追いかけていました。
しかし、猫にも好みがあります。せっかく購入したおもちゃに見向きもしないこともあれば、思いがけないものに夢中になることもあります。我が家の猫も、購入したおもちゃより段ボール箱や紙袋のほうが楽しそうに遊んでいることがよくあります。
猫のおもちゃは種類がたくさんありますが、最初からたくさんそろえる必要はないと思います。まずは一つか二つ用意して、実際に遊ぶ様子を見ながら増やしていくのがおすすめです。猫が夢中になって遊ぶ姿はとてもかわいらしく、見ているだけで自然と笑顔になります。
部屋を片付ける

猫を迎える前に、部屋の中も見直しました。それまでの私は、部屋の中に危険があるなんて考えたこともありません。
生後2か月の子猫は手のひらに乗るほど小さい存在です。そんな小さな子が自由に動き回るのですから、心配になるのも当然でした。
まず気になったのは、小さな物です。
落ちているものを口に入れてしまうかもしれません。普段は気にも留めていなかった小物や輪ゴム、文房具なども片付けました。子猫が誤って飲み込んでしまうような小さなものは要注意です。

家具の隙間や家電の裏側など、こんなところに入れるの?と思うような場所にも入り込みます。
次にコード類です。噛んでしまう猫もいると聞いたため、できるだけ手の届かないように整理。コンセントカバーも取り付けました。我が家の猫は実際にコンセントを触ることはありませんでしたが、初めて猫を迎える私たちにとっては安心材料の一つ。
当時は何をするかわからなかったため、「少し心配しすぎかな」と思うくらい対策をしていました。猫によって行動範囲も異なるため、個々に合った対策が必要だと感じます。
観葉植物についても調べました。猫にとって危険な植物があることを、このとき初めて知ったのです。
人間の食べ物にも注意が必要です。ネギ類やチョコレート、カフェインなどは猫には危険な食べ物の代表例です。私たちにとっては当たり前の食べ物でも猫には危険!誤って口にすることがないよう、ここはかなり慎重にしていました。
猫を迎える前は、「ごはんとトイレを用意すれば大丈夫」くらいに考えていましたが、猫の目線になって部屋を見渡すことも大切でした。
猫を迎えて実感|猫の性格によって必要なものは違う

我が家の猫は、想像していた以上におとなしい性格です。猫といえば、高いところに登ったり、家中を走り回ったりするイメージがありました。
そのため、キャットタワーも用意しました。しかし、ほとんど使いません。たまに登っていることはありますが、すぐに降りてきてしまいます。
念のためキッチンへ入れないように柵も設置しました。あまり高い柵ではありません。しかし、乗り越えようとする様子もなく、毎日のんびり過ごしています。
猫と一言でいっても、猫種や性格によって行動はさまざまです。活発な猫もいれば、我が家の猫のように穏やかな猫もいます。そのため、実際に迎えてみなければわからないこともたくさんあります。
私自身も猫と暮らしながら、必要だと思ったものを買い足したり、使わなくなったものを片付けたりしてきました。最初から完璧な環境を用意する必要はありません。少しずつ、その猫に合った暮らしや部屋づくりができていくものだと思います。

この記事が、これから初めて猫を迎える方の参考になれば嬉しいです。

